2009年07月09日

コルテオ

今日はシルクドソレイユのサーカス、「コルテオ」を見てきました。テレビでくどいほど宣伝しているのでテーマソングが耳にこびりついている人も多いと思います。オペラのような音楽と中世ヨーロッパ風の幻想的な世界観。もろにツボです。二ヶ月前からチケットを予約して、やっと今日見に行けました。
会場はナゴヤドームのすぐ近くに作られたサーカス小屋。円形舞台でいかにもサーカスという雰囲気。私が買ったのはSS席ですが、結構後ろの方でちょいとションボリ。S席やA席とは何が違うのかなと思って見ると、SS席は物語を正面から見られるのに対して、S席やA席は斜め下から見るようになっていました。やはり舞台は正面から見たいものです。
内容は、ジャグラーあり、アクロバットあり、カタコトの日本語をまじえたミニコントあり、空中ブランコっぽいものありと、30分の休憩を挟んで2時間たっぷり楽しめました。途中カチンときたのは、会場内でフラッシュをたいて写真を撮るなという注意が出ているにも関わらず、2、3度写真撮ってるバカな客がいたことです。しかも空中の演技の時です。例え命綱があるにせよ、熟練したプロたちのわざだとしても、真っ暗な舞台でフラッシュがついたら一瞬目がくらんで大ケガにつながるミスをするかもしれません。ああいう行動が我慢できないというのも、一種の精神的な病気なんだろうなとは思いますが。
また、日本公演だからか、「ベストハウス123」で取り上げられていた元体操選手の奥澤秀人さんが最後のあいさつで真ん中にいました。多人数による鉄棒の演技は鳥肌ものでした。
そもそもこの「コルテオ」のストーリーは、ドリーマークラウンという一人の道化師の葬式から始まるという切ない話です。死者の見る夢とでも言うのでしょうか。単なる喜劇ではなく、悲劇も喜劇もひっくるめて人生だという哲学を感じます。
ちなみに私が特に好みだった演目は、ベッドをトランポリンにして跳ねるものです。ベッドという日常的なものの上で信じられないワザを次から次へ見せてくれて、ずっと口が開いていました。子供の頃から運動神経ゼロだった私はアクロバティックなものにすごく弱いのです。
最近舞台やミュージカルを見に行くことが多いですが、サーカスはそれらとはまた違った情緒があります。いや、本当に素晴らしかったですよ。
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2009年07月06日

へぼーん

09-10のPOGも3週目。今週は土曜にセレスティアル(アグネスタキオンxアルバローズ)、日曜にサダムシンプウ(ネオユニヴァースxウメノダンサー)が出走しました。結果から先に言うと、連敗です。特に土曜のセレスティアルは調教も良く、圧倒的一番人気だったのでかなり期待してしまっていたので一日ブルーに。仕事中にも関わらず低いテンションで配達してました。
セレスティアルは、能力は決して低くないと思うのです。だからもう一度、パンパン良馬場の新潟未勝利戦あたりで内田博幸とか横山典を乗せて、それでダメならあきらめます。今回のレースについては、柴田ヨシトミ騎手にグチは言いません。

言いたいけど

サダムシンプウは、明らかに小回り千二が向いてないです。ま、GT取れるくらいの能力があって先行できたら、持ったままで逃げ切らなきゃいけないのですが。あとは走り方が全身を使った柔軟な走りというよりは前脚をバンバン叩きつけるような走り方で、こういう馬は出世するのだろうか、とふと疑問に思いました。
期待値から言えば2頭とも20位以下ですし、あまりぜいたくは言えません。しかし新馬戦でそこそこ人気したということは、調教が良かったからだと思うので、いずれは勝ち上がってくれると思います。

今もっと心配なのは、ちっとも調教タイムがちじまってこないローザミスティカ(アグネスタキオンxロゼカラー)。予定通りなら阪神千八デビューみたいですが、坂もあるし、今のままでは勝てる気がしません。今年も牝馬には縁が無いのかな…。
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2009年06月28日

ぶぶぶぶ

山形県で行われたカブト虫相撲大会で、優勝目前のカブト虫がどこかへ飛んで行って失格になったというニュースを見ました。

さ、斉藤!?
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映画感想「スラムドッグ$ミリオネア」

名古屋港のベイシティというところに見に行きました。あおなみ線で「荒子川公園駅前」で下車しましたが、出口から見事に真逆の方向に歩いて行ってしまい、途中で気づいて引き返す始末。我ながら絵に描いたような方向音痴だなと思います。のっけからなぜか汗だくで館内へ。

さて映画ですが、監督のダニー・ボイルは「トレイン・スポッティング」と「28日後…」の人。脚本のサイモン・ボーフォイは「フルモンティ」「シャンプー台の向こうに」(←マイナーだけどいい映画)を書いた人。関わってるのが私の好きな映画ばっかりだったのでかなり期待していました。
結論から言うと、期待にそぐわぬいい映画です。ストーリー自体はよくあるギャングものになってしまう危険性がかなり高いものです。しかしそこにインドという舞台設定。クイズ番組で大金を獲得するという、一歩間違えばシリアスさが失われてギャグになってしまいそうなバランス。日本的な感情移入で言えば「夢はあきらめなければかなう」とも言えるでしょう。しかし私はより突き放したものの見方をこの映画から感じました。それは、極度の貧困の前には綺麗事や精神論などは何の役にも立たないこと。自分への同情は無意味なこと。生きるための抵抗はするけど変えられない境遇はあきらめること。
同情せず、冷めすぎず、ただそうなだけという物語を淡々と進め、物語の筋だけで客に深い感動と爽快感を与えることに成功している稀有な映画とも言えます。すぐに言葉に頼ってしまう日本映画との底力の差をしみじみと感じました。
他に印象的だったのは、主人公の兄がずっと自分が兄であることと格闘し続けていたところ。見てて腹の立つこともあるキャラクターでしたが、最後は同情しました。

海外の映画を見ていつも思うのは、個人の物語をしっかり描写できる風土があるんだなということです。そこに普遍的な心理が表れ、深い部分で心を打たれるということが起きます。日本の映画は少し他人を納得させる綺麗事に依存しすぎているなと最近しょっちゅう感じます。
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2009年06月22日

POGドラフト09-10 その他の馬

今回は、ドラフト用最終リストに入ってはいたものの、結局指名しなかった馬、取られてしまった馬、見送った良血馬について書きたいと思います。

取られちゃった馬… エリモピクシー、ポトリザリス、リングレット、シェーンクライト、ミスパスカリ、アドマイヤサンデー、タックスヘイブン、アドマイヤハッピー、アドマイヤセラヴィ

すでに指名理由で書いた馬もいますが、まずはファルブラヴxリングレット。ファルブラヴなのにセレクトセール9800万。金子真人ホールディングスで松田国厩舎。これは何かある、とちょっと気になりました。実際サラブレ小冊子の写真も良かったです。でもどちらかと言えばスラッとした馬が好きなので、この馬のムキムキした豪快さがちょっとなあ…と中位くらいに設定していたら5位でアッサリ取られました。この順位で取られて走られたら仕方ないです。産駒がデビューしてしばらく経つのに、いまだに父ファルブラヴってどんなレースをするのかイメージがわかないです。

続いてはキングカメハメハxミスパスカリ。またも金子オーナーで松田国厩舎。クロフネの妹、ミスパスカリの初仔です。松田国厩舎は結構社台の良血クラブ馬が入りますが、結果を残しているのはほとんど厩舎ゆかりの個人馬主の馬ばかりです。この時期いかにも未完成な馬体ばかりのキングカメハメハ産駒の中ではかなり高い完成度。脚が長く、背も高くてバランスもいいです。ちょっと背中に遊びが無いので距離はもたない気もしますが、気になるほどではありません。気になった点といえば、母ミスパスカリが結構オクテだったことと、馬体が420kg台なこと。それで順位を下げていたら6位で指名されちゃいました。名前もウインターコスモスという可憐なイメージ。デビューから注目はするつもりです。

そしてクロフネxアドマイヤサンデー。実は私、母アドマイヤサンデーを過去のPOGで指名しておりました。なので、子供のアドマイヤメガミ、フサイチホウオー、トールポピーを指名…してないんですね、1頭も。セールで高すぎるとか馬体がイヤとか文句言って、結構逃してきました。今回の娘、ヴェラブランカは、正直馬体はモコモコしてて腰高で、あまり好きではありませんでした。でも姉トールポピーのドラフト時期の写真と見比べてみると、形はそっくり。厩舎もいいし、デビューも早そうだし、4位くらいで今年こそ思い切って指名するぞ!と思っていたら2位で行かれました…。よくよく縁が無いです。

スペシャルウィークxタックスヘイブン

橋口厩舎の牝馬です。姉ルミナスハーバーがちょっと走りましたし、馬体も伸びやかで良いバランス。阪神JFとオークスを密かな目標にしている私にとって、狙いどころの馬でした。多少気になったのは、この母の子が必ずどこかで体調崩して順調に使えないこと。馬体がスペシャルウィークの子にしてはコロンとして見えること、等です。これも中位で考えていたら4位で。ちなみにこの友人には狙っていた馬を2、3、4、6位で取られるという有様で、我ながらドラフト下手やのーと思います。

アグネスタキオンxアドマイヤハッピー

池江寿師がすごく誉めている馬です。馬体もスッキリしていて、兄たちも走っている。真ん中へんで余ってないかなーと期待してリストに入れていたら、3位で取られました。うーん、高評価。

フレンチデピュティxアドマイヤセラヴィ

アドマイヤディーノの全妹です。同じようなパターンでアエローザの全妹レジネッタが桜花賞を勝ったので、またいけるかもと思いリストへ。でもアメリカのスピード血統が母系に入っていたレジネッタと違って、この馬の母系はヨーロッパのステイヤー系です。兄のヒカルカザブエもオクテの長距離タイプすし、この馬自身もフレンチにしては細くて胴長のステイヤー体型。フレンチの牝馬はギュッと詰まった短距離体型がいいんじゃないかとも思いました。それで下位で取る馬がいなくなれば…くらいに思っていたら11位でまたしても友人に指名されました。しかもすでに入厩済みで札幌デビュー予定です。これは痛かったかなーと戦々恐々。

他の人気馬については後日。


P.S

アグネスタキオンが死亡したようです。個人的に日本競馬史上最強クラスと思っていた馬ですし、POGでも主軸に考えていた種牡馬なのでかなりショックです。何というか、命っていうものは他人の感情移入なんかに関係なく、あっけなく消えてしまうものなんだなあと思いました。時間って常に動いているのですね。
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2009年06月21日

初勝利

今日の新馬戦で、4位指名のダノンパッションがデビュー勝ちをおさめてくれました。1.2倍の単勝人気は行き過ぎではないかと思いましたが。レース内容は、スタートをやや遅れ気味に出て口を割りながら好位へ。直線はなかなか行き場が無かったものの、空いたところをスッと抜けて勝利。気性はちょっと心配ですが、追ってからの反応がいいです。しかも他馬が追い出した後にしかけて一気にかわしたわけですから、とりあえず今日の出走メンバーの中では抜けていたんだと思います。指名理由を見てみると「大していいと思わなかった」みたいに書いてますが、今から書き直そうかな。しませんけど。

今後どのような路線を進むのかわかりませんが、3歳春までに確実に切れる「ウッドマン早熟タイマー」が発動しないことを祈るのみです。
posted by 及川ネオ at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月17日

POGドラフト09-10 その5

ラスト5頭です。意外とこの辺が勝負のカギを握っている気がします。


21位 サダムシンプウ 
   ネオユニヴァース x ウメノダンサー 牡 中村

あの「ドリーム競馬」で特集されてしまった(あえて”しまった”、と書きます)サダムイダテンの弟です。POG本の産地馬体検査組のページを何気なく見ていて目に留まりました。脚の長さ、背の高さ、胸前の発達、スッとした立ち姿。父がネオユヴァースで母父がサクラユタカオー。…これはいい馬だ。
でも母の名にどこか見覚えが。こ、これはあのサダムイダテンの弟ではないか!?と。一時期クラシック候補と騒がれ安藤勝己騎手が素質を買っていたあの馬。「おい、フォーティナイナーだぞ」という冷静なツッコミを誰も入れられなかったあの馬。共同通信杯から数戦、「やっぱりダート馬だったか…」という一見冷静さを取り戻したかのような感想も、ユニコーンSで見事に裏切ったあの馬。「そもそも能力が(以下略」だったんじゃないかという説が現在では有力です。
散々悪口書きましたが、あのフォーティナイナーで一時夢を見られたわけですし、同じサンデー系のマイネルキーロフも一瞬クラシック路線に乗りかけました(乗ってはない)。ネオで早期デビューがほぼ決まっているなら、馬体の良さもあいまってそこそこやれるんじゃないかと期待しています。
あとはこの中村調教師というのが結構気になる存在でして、昔スペシャルウィークの勝ったダービーで管理馬ボールドエンペラーが2着に突っ込んで万馬券が出たことがありました。キンググローリアスの子でダービー2着なら、人気も無かったし上出来じゃないかと外野の私は見ていたのですが、後日の新聞で師は「掲示板を見て、やっぱり1着じゃないとなあと思った」ととても悔しがっていました。あんなに勝ち馬にちぎられても、そんなにいい血統の馬を預かっていなくても、この人は決してあきらめない人なのだなと感心しました。これぞ勝負師です。
で、このサダムシンプウのデビュー戦予定。ネオ産駒が1勝もしていない芝千二らしいです。ちゃんと調べてくれ、勝負師…。

22位 馬名未定
    ネオユニヴァース x プリンセスカット 牡 厩舎不明

手がかりは優駿5月号の写真とセレクトセール出身というくらいの謎多き馬です。馬主は小林仁幸氏。IT企業の社長をしている若い人。要するに、イケすかない人です。イケすかないのですが、母ジェミードレス、母ブリリアントカットと一族を取ってきたので、これも取ってしまおうと指名しました。写真で見た限りは、いかにもネオの子らしく前後がギュッと締まった感じでコンパクトです。もうちょっと背中にゆとりが欲しかったところですが、胸前も後ろもたくましく、バランスは悪くないと思いました。あとは厩舎だけが心配です。今預けている厩舎は頭数が少ない割に多岐に渡っていて、音無、藤原の名も見えます。ここらなら嬉しいんですが、複数預けている厩舎は野中、小崎。…何か現実的にはこっちになりそうです。別にイヤじゃないんですよ、イヤじゃ。あんまり嬉しくないだけで。

23位 馬名未定
    フジキセキ x カーラパワー 牡 藤岡健

フジキセキの子は当てるのが難しく、過去一番のヒットは多分タケイチイチホースだったと思います。今年もハットトリックの弟などいましたが、どれも首が太短くて短距離っぽいなーと敬遠してしまいました。その中でもこの馬は、顔が小さく首が長く、胴も伸びやか。何より後ろの筋肉がすでにできあがっているようです。本当にフジキセキの子かと2度見したほどです。馬主は同厩舎でワンカラットを出した青山洋一さん。去年のゴッドフェニックスでは、この馬主で池江父。何かあるぞ、と喜び勇んで指名したら、見事に何もなかったという結果に終わりました。今年は下位で控えめにリベンジを狙います。

24位 セレスティアル
    アグネスタキオン x アルバローズ 牝 尾形

薔薇一族の走らなかった母です。父がエリシオなので気の毒と言えば気の毒でした。母は橋口厩舎だったのに、見事に仲間はずれで関東へ。プロフィールだけなら消しですが、馬体が良すぎました。すでにできあがっている胸前。伸びのある体。柔らかそうな背中。福島デビューも予定されています。
過去尾形厩舎ではブラックタキシードで良い思いをしたので、別にイヤな厩舎ではないです。ケイアイライジンもプリンシパルS勝ちましたし。はぐれ薔薇一族として、何とか一矢報いてほしいです。

25位 馬名未定
    コマンダーインチーフ x エリモハスラー 牝 田所

ラスト指名です。リスト作りたての頃は、トウカイテイオーxトウカイパステルという穴馬をラストにしようかと考えていたのですが、何となく中止。当日は友人が15位で指名という「お互いどこ見てんだよ」という結果に。この友人とは狙いどころがかぶりまくっていて、取った取られたの大騒ぎでした。
この馬は函館記念3連覇という、すごいのかどうなのかよく分からない記録を持つエリモハリアーの妹です。母もだいぶ高齢ですし、スピードに不安のあるコマンダーの子。でも馬体写真を一目見て気に入ってしまいました。肩のあたりもモコモコしておらず、ピシッと締まった体つき。立ち姿。ラスト指名ではありますが、2勝+OP以上掲示板くらいの期待はマジでしてます。仕上がり早いのコメントも出てますし、時計がかかるであろう札幌の後半辺りで出てくれないかなと。兄の庭である函館競馬場が工事で使えないのは痛いですが。


以上で指名馬25頭の指名理由終了です。
最新のニュースでは、4位のダノンパッションが僚馬のヴェラブランカに代わって阪神芝千六デビューみたいです。私としては出世レースの阪神芝千八で良かったのですが、池江父師は馬に無理をさせる使い方をする人ではないと思うので、調教の動きを見ていけると判断したのだろうと信じます。

「信じます」ってはっきり書くと、何か信じてないようなニュアンスになるのはなぜなんでしょう?
posted by 及川ネオ at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

POGドラフト09-10 その4

さあ、あと10頭。

16位 ジャポニズム
    ネオユニヴァース x オリエンタルアート 牡 池江寿

最初にこの順位で指名したのは、スペシャルウィークxシェーンクライト。去年のデイリー杯2歳Sを勝ったシェーンヴァルトの妹です。6月1日という遅生まれではありますが、じゃあその3日前に生まれてたら驚異的なくらい成長度に差がつくのかと考えるとどうでもいい要素だと思います。馬体はいかにもスペシャルウィークの当たりっぽい、黒くて胸前がたくましい体型。厩舎は岡田ですが、兄も岡田だったので問題ないでしょう。シェーンクライトも失敗種牡馬(断言)エリシオ産駒なのになかなかのスピードと早熟性を見せていたので心強いです。
と、ここまで考えて指名したのに、まさかの競合。だったら一つ上で指名しときゃよかった…というあるあるネタになってしまいました。1位で競合した母プロモーションの時は「何としても欲しい」と気合いが入っていたのですが、この時は動揺しまくってしまい、あえなくはずれクジ。女の子に選ばれないところが私生活ともリンクしていて悲しい。
外れたものは仕方ないので、気を取り直して代わりの16位。ちょいと悩んだ末、補欠の中でもどうしようか迷っていた母オリエンタルアートに決定。実はあまり人には言わなかったのですが、昔オリエンタルアートの子をPOG本で見て、直感で「あ、いいな」と思った過去があります。すごくコンパクトでバランスが良く見えたのです。でも血統的にどうも魅力を感じられずに見送り。それがドリームジャーニーなのは言うまでもありません。
ではこの弟はどうかと言えば、「あ、変な馬」が第一印象です。クラブのHP写真ですが、顔は大きく大人びているのに、あまり背は高くなくて胸前が寂しく、お尻だけひょこっと上がっている。横向きの馬体の左側と右側が断層状態になっているように見えました。
でも優駿5月号に載っていた写真では、胸前もしっかりできており体を大きく見せる馬になっていました。その後のPOG本には時期が悪かったのか、写真が全く出ていませんでしたが、どんな風に変わっているか楽しみです。池江寿師も新潟デビューもあるとコメントしていますし、災い転じて福となすという風になってほしいものです。
一つ心配なのは、池江寿師が過去エレクトロベルという馬で吹きまくってコケてるところです。指名してたわけではないので被害はありませんでしたが、どうもそれ以来この調教師の誉める言葉は素直に受け取れなくなっています。優駿の写真を信じてデビューを待っております。

17位 馬名未定
    ダンスインザダーク x キュンティア 牝 橋口

過去ダンスインザダーク産駒であまりいい思いをしていないので(くどい)、基本的にはパスの種牡馬なのですが、リストに入れてた馬がガンガン取られて残り少なくなっていたので、急遽指名。橋口さんとノースヒルズは好相性の組み合わせなのですが、間にダンスインザダークが入ると悲しい結果になることが多いです。でも馬自体は去年そこそこ人気だったカーナヴァルより肉付きが良くて動けそうですし、ダンス産駒の欠点である背が低くて背中がノッペリという特徴もないと思います。母キュンティアは初仔からオディールを出して見事に早熟性を見せてくれました。去年のカーナヴァルの人気はオディールのすぐ下だったからだと思います。でも1年空いたからといってこの馬がオディールの妹であるという事実には何ら変わりが無いわけで、血統も厩舎も同じで馬体が良くなっていて、直近の印象だけで人気が無いのなら狙い目だと判断しました。
…何か、下位になるごとに戦略的なウンチクが増えてますね。
とにかく何が言いたいかというと、「目指せ、ファンタジーS!」です。

18位 アドマイヤノーバー
    ジャングルポケット x ロココスタイル 牝 梅田

これは馬体に惚れました。ジャングルポケットの当たりに必要なノッペリ感は無いのですが、そもそも同産駒の牝馬の当たりがトールポピーくらいしかいないのでサンプルが無いです。母父サンデーは良い相性ですし、近親がサクラバクシンオーと血統も決して悪くありません。唯一の不安は梅田厩舎。馬房削減されてませんでした?ここ。過去の活躍馬も伊藤雄厩舎のお下がりばかりで見るべきものもありません。そもそも何でアドマイヤの馬が梅田厩舎に入ったのか分かりません。というわけで、「これは多分、馬房削減の憂き目にあった梅田厩舎を助けてやるために馬主が情をかけて走る馬を預けたんだな。うん、きっとそうに違いない。アハハハハ」と納得しました。するわけないだろ。
札幌デビューできそうというのは心強いですが…。どうなることか。

19位 ラッキーダイス
    ネオユニヴァース x ミスベガス 牝 藤沢

この順位まで残っているのが不思議といえば不思議な馬です。我々のメンバーは皆関東馬を敬遠している現実主義者たちなので、それが理由かもしれません。私も数日前まではリストから外していました。過去に藤沢厩舎で当たっていないこと。藤沢厩舎の「札幌デビュー」はほぼ秋の東京に延期されること、などが理由です。しかし過去の藤沢厩舎の活躍馬を見てみると、社台F生産が圧倒的に多く、特に社台の吉田さん名義の牝馬は結構当たっています。兄ダイワプリベールのレースぶりは見たことがありませんが、OP特別どまりというのもいい感じです。あとは母のミスベガスがこの馬を残して死んでしまっているということです。もしこのラッキーダイスがそこそこ走ってその弟や妹を取りたいと思っても後の祭りになるので、思い切って指名しました。馬体はまあ、普通です。胴はもうちょっと欲しいところですが、脚の長さと背の高さは十分な線です。
ちなみにドラフト後、サラブレ7月号を買ったらこの馬の最新写真が載っていまして、実にいい女に成長していました。取っといて良かった…。

20位 オースミカイエン
    アグネスタキオン x ナリタグレース 牡 山内

ディープスカイを出したヤマダステーブルでどえらい誉められているようです。青本でも推されていました。確かに馬体は雄大で大物感があふれていますが、ちょっと背の高さが足りないように思えますし、胸前付近の発達に比べて後ろがやや物足りない気もします。そんな感じであまりそそられる馬でもなかったのですが、久しぶりに山内厩舎がクラシックに絡むというのもアリだろう、とか昔母のナリタグレース指名してたなーという思いでもあり指名。走ったらもうけもの、くらいです。

あと5頭書いたら、前年の反省でも書こうかな。

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2009年06月14日

POGドラフト09−10 その3

続きです。

11位 マカリオス
    ネオユニヴァース x ハッピーリクエスト 牡 音無

今年きさらぎ賞で2着したリクエストソングの弟です。社台RHのHPでの写真と産地馬体検査での写真を見ましたが、「正方形か!」とつっこみたくなるくらいのコロンとした馬体。スラッとした馬が好きな私なので、当初はやめようかと思っていました。しかし前年、同じネオユニヴァース産駒のスラリとしたネオレボルーションを1位指名して、全くテンションの上がらない結果になったのでコンパクトな方がいいのかなと思い直しました。他の走ったネオユニヴァース産駒を見ても、いかにもな雄大な馬体よりもまとまった感じの形がいい結果が出ています。もう一つは、アフリート産駒の兄ミリンオンディスクが5/17の栗東Sを勝つところを偶然見たことです。アフリート産駒でダート千二を勝たせ、シンボリクリスエス産駒で芝中距離のリクエストソングを出す。このハッピーリクエストという牝馬は、父馬の特徴をかなり忠実に出してくれる繁殖じゃないかと思いました。個人的に種牡馬としてあまり良いと思わないシンボリクリスエスでリクエストソングを出せたわけですから、ネオならもうちょっとやるだろう、と。そう計算通りにはいかないものですが、厩舎も今年はクラシックでおとなしかった音無厩舎(←山田くん、Z(ry)。同厩舎で同父のキョウエイマーチの子よりこっちだろう、と。

12位 フライングブイ
    ブライアンズタイム x レディアップステージ 牡 橋口

これは結構迷いました。私は今までブライアンズタイムの子を何度か指名してきましたが、一番の当たりがエリモブライアンとヒダカブライアン(懐かし)という結果。前年はゴッドフェニックスを2位指名という悲劇に見舞われました。見舞われたというか、自分のせいなんですが。ブライアンズタイムで最も痛恨なのは、タニノギムレットは仕方ないとして、ノーリーズンを指名できなかったことです。ブライアンズタイムx母父ミスプロはチョウカイキャロルでオークスを勝っているし、ずっと注意してきたはずなのですが、スルー。もう自分がブライアンズタイムで当たりを引くのは無理なんじゃないかとほぼあきらめてしまいました。ヴィクトリーも指名できませんでした。
そこでこの馬の登場です。セレクトセールで7400万。馬主は金子真人さん、厩舎は橋口。こ、これはワナだ。でも取りたい。ブライアンズタイムの馬体は良く分からないけど中くらいでサッパリしてるし、母系は母父Alzaoとその奥にBustedというディープインパクトの母っぽい構成。でもブライアンズタイムx母父アルザオはタイムパラドックスというオクテのダート馬を出しています。オクテのダート馬ってPOGで一番つかんじゃいけない馬です。でも今まで橋口厩舎の牡馬がスプリングネヴァーとジェミードレスしか取れていないというのがダービーを狙うにしては何とも寂しく、思い切って指名。そしたら同順位で友人のお兄さんに同じ橋口厩舎のジャングルポケットxハリウッドレビューを指名されました。一応候補には入れてはみたものの、どうも馬体が上品すぎて、ジャングルポケットの走るパターンから外れているように思えたので補欠でした。でも走られたらヘコむなあ…。
何にせよ、目標はエリモブライアン超えです。

13位 ローザミスティカ 
    アグネスタキオン x ロゼカラー 牝 橋口

また橋口厩舎です。人前では「たまたまいいと思った馬が橋口さんのとこなだけだ」とツンとしてしまいますが、あの優しげな笑顔とか結構情で動くところが好きだったりします。
さて、今年のロゼカラー及び薔薇一族ですが、すごく不人気です。何なら橋口勢の指名がこの時点で増えていたので、ちょっと繰り上げて指名したくらいなのですが、拍子抜けでした。確かに繁殖として期待されたローズバドが2年連続クロフネをつけて、ローザブランカ、ローズリパブリックとコケっぱなしなこと。去年のロゼカラーの子、テンペスタローザがコケたこと。他厩舎に枝分かれした一族がさっぱり走ってないこと。父サンデーの力で走っていただけじゃないかという疑惑。色々ありますが、薔薇一族のそもそもの発端はこのロゼカラーです。父シャーリーハイツなのに新馬-デイリー杯を連勝した早熟性と小柄でデビューが確実なことです。
問題は、娘ローズバドもそうですが、繁殖入りすると意外とシャーリーハイツの重さが出てしまっているということです。ローゼンクロイツがそんな感じでした。ローズバドも小柄な割りに加速まで若干時間がかかる馬でした。なので、そんな牝馬たちにクロフネやキングカメハメハといった重めのパワー型種牡馬はよくなかったのでは、というのが私の考えです。キンカメ産駒の母ローズバドは上記の理由と馬体で今年はパスしましたが、今年のロゼカラーの子はサンデー系で軽さを指摘されるアグネスタキオン。師もロジックやルミナスハーバー、ノットアローンでタキオンの子は慣れています。しかも小柄でバランスの良い馬体で、早期デビュー。久々にこの馬が薔薇一族の復権をかなえてくれると信じています(キッパリ)。一族悲願のGT制覇?それは出走メンバーと展開次第です(キッパリ)。

14位 ダイワファルコン 
   ジャングルポケット x ダイワルージュ 牡 上原

前年、姉のダイワバーガンディを取り損ねて今年こそ、と狙っていました。ダイワバーガンディは気性の問題か、結果的にイマイチになりましたが、実績のあるジャングルポケットx母父サンデーで良さそうだなと。馬体も、サンデー系のような洗練された感じではないものの、フサイチホウオー、トーセンジョーダンにも共通してあった重心の低さと割とフラットな背中。あと乾いた皮膚感。この辺にとても好感が持てました。
気になるのは関東馬なところですが、上原師は社台の関東厩舎の中では藤沢師の次に優遇されていると常々感じていますので大丈夫でしょう。少し前に野路菊S勝った同名の馬がいましたが、わざわざ使いまわすというのは期待されている可能性も高いです(ハズ)。
あとは気性がおとなしいことを祈りたいです。

15位 馬名未定
    タニノギムレット x エヴリウィスパー 牝 橋口

またまた橋口さんとこです。この馬は名前も馬主も不明なのに厩舎だけ決まっているという不思議な馬。写真もサラブレ5月号に載ったきりであとは全てのPOG関連の本にスルーされてました。でも一枚だけの写真を見た限りでは、ウオッカほどとは言わないまでも、牝馬らしい綺麗なバランスの馬です。小顔で胴も伸びやか。兄トーセンジョーダンも走ったのに、情報が少ないという理由だけで人気が無いのなら下位でおいしい馬でしょう。走らなきゃおいしくないですが。
肝心の馬主ですが、以前にも馬主が分からない橋口厩舎の馬がいた時、結局「アイアン」の池上さんになったことがあったので、この馬もアイアン何とかになるんじゃないかとにらんでいます。それほど好きな冠名じゃないですが、アイアンルックが重賞を勝って運が向いてきた気もするので悪くはないです。行方不明だけはヤメて下さい。


続きは後日。あと10頭がんばりんご。
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2009年06月09日

POGドラフト09-10 その2

では前回の続きを。

6位 アドマイヤテンクウ
   キングカメハメハ x エルダンジュ 牡 松田博

ここで、友人の兄の友人に(長いのでTさんとします)リストに入れていた母ポトリザリスを取られてしまいました。あまりダンスインザダーク産駒でいい思いをしていないのと、ダンス自体の種牡馬としての能力に最近疑問を感じてきたところなので迷っていました。馬自体は背が高くて脚が長い。背中も程よくたわんでいい感じです。気になったのは、気性がキツいということと、顔が大きいということ、あとは胴がちょっと短いところです。瞬発力があると育成の人に誉められていましたが、一杯に追ってないはずなのにすでに瞬発力を誉められるということは、ちょっと仕掛けただけで神経質に反応してしまう、折り合いの難しい馬じゃないかなとも思います。極端な追い込み馬になって惜敗を繰り返すかも。人に取られた途端に冷淡になるのは悪いクセですね(テヘ)。
さて、アドマイヤテンクウですが、今年はキングカメハメハが2年目でブレイクするんではないかとにらみました。ノーザンFの優秀な母たちをあてがわれてさぞカメハメハをカメハメハしたことでしょう(意味不明)。写真が見られる限りのキングカメハメハ産駒をじっくり見ましたが、どれももう一つ。成長が遅くて前傾姿勢か、やせ過ぎてゴツゴツしてるかと両極端です。その中でもこのアドマイヤテンクウだけは前後のバランスも良く、顔もギリギリ大きすぎず、スッキリコンパクトに見せています。血統も、母が過去のPOGで穴人気してコケたエルダンジュ。最近狙おうかと思ってるパターンです。過去アドマイヤムーンを悩んで切ったつらい過去もありまして、同じ松田博厩舎でアドマイヤ祭りの盲点というポジション。何とか再現できないかな。望みすぎか。

7位 テイラーバートン
   ジャングルポケット x ブリリアントカット 牝 角居

これは兄のタスカータソルテを指名していました。兄を指名した理由は、馬体がスラリとしてバランスが良かったこと、姉ジェミードレスがトニービンでそこそこ走ったのでトニービン産駒のジャングルポケットなら合うのではと思ったこと。あとは藤原厩舎が結構いいなと思ったところです。府中で活躍してくれるかと期待していたのですが、重賞勝ちが京都、中京、札幌と「坂はイヤ!坂だけはヤメテ!いやぁぁぁっ!」(←バカ)な馬になるとは思いませんでした。この妹は同時期若干未完成に見えた兄よりも現時点での完成度は上だと思いますし、相変わらずバランス、重心がいいです。角居厩舎に変わりましたが、トールポピーを手がけたところなので安心です。不安は2歳馬多すぎてちょくちょく放牧行くんじゃないかということです。あとはもうちょっと女の子っぽい可愛い名前にしてほしかったところです。

8位 シャイニーナイト
   フジキセキ x スプリングネヴァー 牡 橋口

馬体写真は競馬王のPOG本にしか載っていない馬です。非常にバランスが良い馬だと思いました。フジキセキの子はやけに首が太短くていかにも距離がもたなさそうな産駒が多いのですが、この馬は割りと首も胴も伸びやかで顔も小さく、全体に余裕を感じます。兄のダイタクリーヴァは皐月賞でエアシャカールに敗れた後はマイル路線に行って、マイルCSでアグネスデジタルの全国デビューの引き立て役になったりとGTには手が届かなかった馬です。この馬が兄の無念を晴らす!と言いたいところですが、所詮フジキセキなのでクラシックDon't恋!というわけには行かないでしょう。兄同様2000mまでは何とかもつんじゃないでしょうか。あと毎年こだわってるのが母スプリングネヴァーも当てはまる母父サクラユタカオー。毎年さりげなく活躍馬を出しているのでわざわざ検索しています。ウメノファイバーだけはパスしてますが。

9位 ダイワエルモーサ   ブライアンズタイム x ダイワエルシエーロ 牝 松田国

今年唯一の松田国厩舎からの指名です。牡も欲しかったのですが、どうも今年は仕入れがうまくいってないように感じました。
過去ダイワエルシエーロ、ダイワスカーレットを出したダイワ牝馬-松国さんライン。不安点は、まだ馬体が貧相なことと、ブライアンズタイムxサンデー牝馬の配合が芝でそんなに成功していないところです。しかし去年ブライアンズタイムxダイワルージュのダイワバーガンディが芝で新馬勝ちしましたし、サンプルが少ないだけで能力次第で破れるジンクスだと信じます。馬体は不思議なことに本によってマチマチで、貧相に見える写真もあれば、カチッと決まって見える写真もあります。多分、今がガラリと変わってくる過程の時期なのでしょう(願望)。すでに小顔で胴はのびつつあるので、暮れ当たりからオークス目標にがんばって、母娘制覇を目指してほしいです。

10位 モズ
    スペシャルウィーク x ベストブート 牡 矢作

この馬も含めて、今年の矢作厩舎は2歳馬のラインナップが派手です。スーパーホーネットくらいしかいなかった時期とは大違い。何があったんでしょうか。
指名した理由としては、馬体がバランスよくかっこよかったことと、スペシャルウィークx母父ストームバード系の相性のよさ。あとは育成担当の「乗っている感覚より早い時計が出ている」というコメントです。こういうコメントが出る馬は結構高確率で当たるんじゃないかと思ってます。あとは名前。馬主がグランプリなのに、グランプリとついてない。期待馬なのか。でもなぜモズ?良く分かりませんが、モズのはやにえって言うくらいなので、早くデビューするのでしょう(適当)。

以下はまた後日。
posted by 及川ネオ at 01:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする