会場はナゴヤドームのすぐ近くに作られたサーカス小屋。円形舞台でいかにもサーカスという雰囲気。私が買ったのはSS席ですが、結構後ろの方でちょいとションボリ。S席やA席とは何が違うのかなと思って見ると、SS席は物語を正面から見られるのに対して、S席やA席は斜め下から見るようになっていました。やはり舞台は正面から見たいものです。
内容は、ジャグラーあり、アクロバットあり、カタコトの日本語をまじえたミニコントあり、空中ブランコっぽいものありと、30分の休憩を挟んで2時間たっぷり楽しめました。途中カチンときたのは、会場内でフラッシュをたいて写真を撮るなという注意が出ているにも関わらず、2、3度写真撮ってるバカな客がいたことです。しかも空中の演技の時です。例え命綱があるにせよ、熟練したプロたちのわざだとしても、真っ暗な舞台でフラッシュがついたら一瞬目がくらんで大ケガにつながるミスをするかもしれません。ああいう行動が我慢できないというのも、一種の精神的な病気なんだろうなとは思いますが。
また、日本公演だからか、「ベストハウス123」で取り上げられていた元体操選手の奥澤秀人さんが最後のあいさつで真ん中にいました。多人数による鉄棒の演技は鳥肌ものでした。
そもそもこの「コルテオ」のストーリーは、ドリーマークラウンという一人の道化師の葬式から始まるという切ない話です。死者の見る夢とでも言うのでしょうか。単なる喜劇ではなく、悲劇も喜劇もひっくるめて人生だという哲学を感じます。
ちなみに私が特に好みだった演目は、ベッドをトランポリンにして跳ねるものです。ベッドという日常的なものの上で信じられないワザを次から次へ見せてくれて、ずっと口が開いていました。子供の頃から運動神経ゼロだった私はアクロバティックなものにすごく弱いのです。
最近舞台やミュージカルを見に行くことが多いですが、サーカスはそれらとはまた違った情緒があります。いや、本当に素晴らしかったですよ。
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